４月１２日(水) 高尾警察署と女性部の岩間加津枝さん・関根澄子さんが、元八王子東地区において「独居高齢者家庭訪問」を行いました。
高齢者宅を訪問し、交通事故防止及び特殊詐欺等からの被害防止の防犯指導、グッズを手渡し安全教育を実施しました。
なお、安全運動期間中、東浅川・浅川・横山南・横山二・長房・船田・散田・元八・城山・弐分方・恩一・恩二・元木の各連協も独居高齢者宅家庭訪問を行っています。お疲れ様でした。
最近増えている詐欺について
・還付金等詐欺
還付金等詐欺の犯人は、市町村役場や年金事務所などの職員を名乗って、「医療費の還付金がある」「受け取りの手続きが済んでない」など言ってきます。
その後、「本日が締切なので、今日中に手続きしてください」などと、早く手続きしなければお金が戻ってこないと急がせます。
そして、「ATMで手続きができます」と、被害者を誘導し、ATMに到着したら電話をするように言い、携帯電話で話しながら操作を教え、被害者が言われた通りにATMを操作すると、自分の口座から犯人の口座にお金を振り込まれるようにし被害者の口座から送金され、だまし取られるという手口です。
・送金型詐欺
宅配便などを利用して犯人が指定した宛先に配達させる「現金送付型」という、「振り込ませない」振り込め詐欺」の手口が発生しています。
普通郵便や宅配便で現金を送ることは郵便法や各事業者の約款で禁じられてます。通常の商取引では送金記録の残らないこれらの方法で現金を送ることはありません。
「宅配便で現金送れ」は、詐欺の手口ですので、絶対に現金を送らないようにしてください。
・オレオレ詐欺
予兆電話で息子などからの電話と信じ込ませ、後にトラブルの発生を口実にお金をだまし取ります。
犯人は、電話帳や卒業生名簿を始めとした各種名簿などをもとに、息子などの家族や親戚を狙います。
あらかじめ電話で「携帯の番号が変わった」「会社の携帯電話だから登録しといて」などや、声が違うことを怪しまれないように「カゼをひいて喉の調子が悪い」などと言って不自然に思われないようにします。後日再び犯人から電話があった場合、本物の息子だと信じてしまいます。そして、「電車に会社のお金(小切手)が入ったカバンを置き忘れた」「女性を妊娠させた」「友人の借金の保証人になった」「株で失敗した」など、トラブルが発生したことを口実にして、「○○時までに用意しないと…」「今から家まで取りに行くから…」などと言い、至急お金が必要であることを持ちかけ「自分は手続きのため行けなくなったので、部下を向かわせる」など他の人に行かせお金をだまし取る手口です。
・カード預かります詐欺
「キャッシュカード受取型」の典型的な手口の一つに、犯人が警察官などになりすますものがあります。
具体的な手口としては、警察官を名乗る犯人から電話があり「あなたの口座が(詐欺事件に)悪用されてることがわかった」「新しいキャッシュカードに変更するため、銀行協会の職員があなたの自宅に取りに行く」「キャッシュカードを預けてほしい」「手続きに必要なので暗証番号を教えてほしい」などと言ってきます。
被害者はその言葉を信じてしまい、なりすました警察官にカードを渡してしまいだまし取られる手口です。
・ギャンブル必勝情報提供を口実とした詐欺
「パチンコ、パチスロ攻略法」「パチンコモニター募集」などとウソの情報を提供するなどして、お金をだまし取る手口です。
・異性との交際あっせん等を口実とした詐欺
「女性紹介」「デートするだけでお金がもらえる」などと持ちかけ、お金をだまし取る手口です。
・個人情報の削除、名義貸し詐欺
公的機関や団体の職員を名乗り「あなたの個人情報が漏れているので削除しましょうか」などと電話をかけてきて、削除を依頼した被害者に「あなたの名義で、すでに●●の購入契約が結ばれてる」「後でお金を返すので、一旦、あなたから入金された事実をつくらなければならない」「あなたからの入金でなければ、名義貸しとなってしまう」など、最終的にトラブルの解決科目などと理由をつけて、お金をだまし取られる詐欺が発生しています。「個人情報の削除」「名義貸し違法」などという言葉は詐欺を疑い、警察やご家族に相談してください。
・裁判所や裁判職員を等を装った電話やメール詐欺
実在しない裁判所の職員の名前やあたかも裁判に関係があるような団体の名称をかたった電子メールが送信される事例が発生しています。
裁判所から電子メールで折り返しの電話やメールによる連絡を求めたり、裁判が起こさられるようなことはありません。また、メールで金銭の振り込みを求めることもありません。
上記の詐欺や、最近ではSNSの詐欺も増えています。不審な電話やメールなどがあった場合は、迷わず最寄りの警察署または警察相談専用電話 ＃９１１０(全国共通)まで相談してください！