飲酒運転撲滅キャンペーン

7月5日(水) 高尾警察署と高尾交通安全協会の役員による協働で、元八王子周辺の酒類提供店に対し、飲酒運転撲滅とハンドルキーパー運転を呼び掛ける「飲酒運転撲滅キャンペーン」を実施しました。

 

 

 

 

 

ハンドルキーパー運動とは
車で仲間と飲食店などに行く場合、お酒を飲まない人(ハンドルキーパー)を決め、その人が仲間を自宅まで送り届ける運動です。

 

飲酒運転とは
交通規制による規制により、飲酒等により血中または呼気中のアルコール濃度が、一定数値以上の状態で運転。または操縦することを特に酒気帯び運転といい、数値に関係なく運転能力を欠く状態での運転を特に酒酔い運転といいます。

 

酒気帯び運転とは、酒に酔っている状態とはいえないけれども、呼気に含まれる濃度が基準値を越えている場合に運転をしてしまう行為のことです。アルコール濃度によって処罰の程度は変わってきますが検挙の対象となっています。
2009年以降は、呼吸中アルコール濃度0.15mg以上で違反点数13点、0.25mg以上で違反点数25点。
現在では、アルコール濃度が0.25mg以上の場合、過去に違反歴が無くても一発で免許取り消しになります。

 

酒酔い運転とは、飲酒の量に関わらず酒に酔った状態で運転する行為のことです。酒酔い運転は、呼気中のアルコール濃度が基準ではないので、たとえアルコール検知器でのアルコール濃度が酒気帯びの基準値よりも下でも対象となる場合があります。
酒に酔った状態とは、アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態あって、これは警察の方が総合的に判断(直立不動が可能か、歩行困難な状態ではないか、言語能力は正常かなど)することになります。
違反点数35点、免許取り消しになります。

 

参考までに、呼気中アルコール濃度0.15mgというのは2時間の会合で、初めのビールを一杯飲んで、それから何も飲まない状態程度と思ってください。体格・体質・性別などによって個人差はあるものの、たった一杯でも口にしたら飲酒運転とみなされます。絶対に運転してはいけません。
また、アルコール1単位20gの分解に要する時間は約4時間かかります。(※体質・体格・性別によに異なります)お酒の量が増えれば増えるほど分解時間も長くなります。人間の体がアルコールを体内で代謝するのは90%が肝臓で残りの10%が呼吸・汗・尿などで排出されると言われています。どれだけサウナや運動で汗を流しても睡眠を取ってみたりしても、酔い覚ましとして効果はありません。深夜まで大量のお酒を飲んでいる場合は翌朝の午前中になってもお酒が抜け切れていないということもあり得るわけで、現に次の日に酒気帯び運転で検挙されたという例もあります。

皆さん一人ひとりが、よく考え、行動し、飲酒運転の撲滅、悲惨な交通事故を無くしていきましょう。

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