平成30年7月3日(火) 八王子市立浅川中学校において、プロのスタントマンが、自転車交通事故を再現し、その恐怖を体感してもらうことにより、交通ルール・マナーの遵守の大切さ・ヘルメットの重要性等を学び、交通安全意識を高める「スケアード・ストレイト」を行いました。
スケアード・ストレイトとは、恐怖を実感することで、それにつながる危険行為を未然に防ぐ教育方法です。
▼高尾交通安全協会 浅川連協の皆さん
▼高尾警察署 高橋交通課長より交通事故の怖さや、交通安全ルールの大切さを教えて頂きました。
▼高尾警察署員の方に、自転車のルール「自転車安全運転利用五則」や、自転車について教えて頂きました。
「自転車安全運転利用五則」 ←クリックするとPDFが開きます。
人の身を守るためにも、自分の身を守るためにも、自転車の安全点検はとても大切です。合言葉は「ぶたはしゃべる」です!
「ぶ」 →ブレーキ
「た」 →タイヤ
「は」 →反射材
「しゃ」→車体・ハンドル
「べる」→ベル
▼プロのスタントマンによる再現です。
▼歩行者と自転車の事故
▼自転車と自転車の事故
自転車同士でも速度により、ぶつかればこれだけの衝撃があります。
▼実際に生徒さんと先生が体験しました。
▼車と自転車の事故
車は時速40キロです。衝撃力はスピードの2乗に比例して大きくなります。また時速40キロで危険を感じてから、ブレーキを踏み実際に車が停止するまでに、22m進みます。
▼音楽を聴いていて、危険を察知するまでにどれだけの時間がかかるのか生徒さんに体験して頂きました。
↑この距離でも車の存在に気づきませんでした。
聴覚という安全確保の手段を失ってしまうので、音楽を聴きながらの歩行や自転車乗車はやめましょう。
←「一時停止」の標識は、自動車・自転車・歩行者すべての人が一時停止して安全確認を行わなければいけません。ルールを守ることにより悲惨な交通事故を未然に防ぎましょう‼
炎天下の中お疲れ様でした。